■死神アレイドの準備

死神アレイドを使用するには全員が死神憑きである必要があります。
そのため死神を求めてさまようことになるのですが、注意しておきたい点があります。

それは死神はＢ１０Ｆの死神を倒した後は出現しなくなる事です。
アビスで使用したければＢ１０Ｆ到達した段階で準備したほうがいいでしょう。またいろいろな可能性を試すためにも、５人以上死神憑きにしておくことをおすすめします。そして全員が死神憑きなわけなので、当然リーダーは今後、常時死神憑きとなります。

全員を死神憑きにするのは結構骨が折れます。
方法としては、

　
• 【１】ひとりでＢ１Ｆ【Ｈ】（左）のポイントへ行き死神憑き状態になる。ご存知とは思いますが、このポイントを通過すると確実に死神が出現します。
• 【２】街へ戻りセーブし、 もうひとり連れて今度は２名でＢ１Ｆ【Ｈ】（左）のポイントへ行き死神憑きにする。リーダーがロストしたらリセット（というかゲームオーバー）してやりなおす。
• 【３】成功したら街へ戻りセーブ。死神憑きのキャラと別れ、新たに死神憑きにしたいキャラと再びＢ１Ｆ【Ｈ】（左）のポイントへ行く。
• 【４】目標人数に達するまで 繰り返す。

これなら 毎回 二分の一の確率です。

■死神アレイドの特徴

死神アレイドは実は非常に使いにくいです。
理由は以下のとおりです。

　
• 通常のアレイドが使用できなくなる。 　
• 死神アレイドどうし組み合わせることもできない。 　
• 使用する代償として負傷者や、ものによってはロストする者もでてくる。 　
• 画面が血のように紅く染まり突撃してくる敵のシルエットが見づらくなる。 　
• 当然のことながら、常にロストの危機が迫っている。全員。

正直使う価値があるか疑問です。
しかし、あえて使ってみてはいかがでしょうか。使わずに押し入れの中にしまっておくのはもったいないです。雰囲気ありすぎです。
トラスト制限も低めなので序盤・中盤あたりから使えるようになります。

【性能】
ターンの始めに、発動者１名が囮としてＨＰを半減させ死神を召喚、確実に戦闘から離脱することが可能です。
最大ＨＰの５％前後の消費ＨＰで使用できるため、気にせず使っていけます。特に全員死神憑き状態などと正気の沙汰ではないので、ある意味一番使用頻度が高いアレイドといえるでしょう。
ひとつ注意しておきたいのは、実は消費が少ないからといって使い続けると最後には死んで（消滅して）しまうという点です。なんと悲惨な最期でしょう！まあ回復をおろそかにしなければ防げる範囲です。

【性能】
発動者１人が存在と引き換えに魂を刃と化し、敵集団の中心へ魂のカッターが四方八方から飛んできます。
必ずターンの初めに発動するため囮の敏捷度は関係なありません。
直接敵の魂に攻撃を仕掛け、レジストに失敗した敵を一撃で葬り去ります。さらに、レジストできても大ダメージを与えることが可能です。
ただ、大ダメージとはいえ４桁のダメージを与えることはまずありません。アレイド使用後 １名ロストするという代償はあまりに大きく、使用する機会はないように思われます。当然主人公は使用できません。

【性能】
発動者１人が囮となりＨＰを半減させ、クリティカル確率を２倍、攻撃に即死効果を付加、物理ダメージを１．５倍にし、パーティ全員の戦闘能力上昇させます。囮はパーティーのどの位置でもかまいませんがリーダーは囮に選択できません。
何回使っても効果は重複しませんが、ヤイバなどの魔法の効果は重複させることができます。 特にヴァルハラの「われらに宿れ見えざる刃よ」を重複させると効果は絶大です。
画面中央にエフェクトで、異空間から怪しく輝く剣が現れます。

【性能】
リーダー以外のメンバーの最大ＨＰ−現在ＨＰ、つまり受けたダメージの合計分の数値分 リーダーのＨＰを回復します。 そのためピンチになるほど回復量が増えます。
死神アレイドにはめずらしく、使用後のデメリットが全くないので気にせずどんどん使っていけます。
発動のタイミングはリーダーの敏捷度に左右されるため、敏捷度の高いキャラが先に回復行動をおこなってしまうと、その分回復量が少なくなってしまいます。キャラクターの行動順を考えて使用すると効果的です。
あたり前ですが、パーティ内に負傷者がいない場合使用できません。

【性能】
パーティ全員のＨＰを半減させることによって敵の特殊攻撃をほぼ全て封じます。封じることができないのは、逃げる、後列攻撃、自動回復のみです。そのため敵の直接攻撃だけを気をつければ良いことになります。さすがにボス戦には使用できません。
当然、使用者はパーティーリーダーなので、無用の長物ともなりえます。敏捷度が低く、敵の攻撃を喰らいまくってから発動となるようでは話になりません。使用すると呪いの刻印が画面中央にとびかいます。