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魔王アスモデウス

 アスモデウスは、キリスト教の悪魔のひとつ。アスモダイ、アスモデともいう。姿かたちは牛・人・羊の頭とガチョウの足を持ち、手には軍旗と槍を持って地獄の竜に跨り、口から火を噴くという。 丁寧に応対すれば指輪やガチョウの肉をくれたり、幾何学や天文学などの秘術を教えてくれる。元々はゾロアスター教の悪神アーリマンの手下のアエーシャマ・デーヴァがキリスト教に取り込まれたもの。元が激怒と情欲の魔神のためか、キリスト教の七つの大罪では色欲を司る。悪魔になる前は智天使だったとされる。

  旧約聖書のトビト書に書かれた物語によれば昔々、サラと言う美しい娘に取り憑き、サラが結婚するたびに初夜に夫を絞め殺した。そんなことが7度も起きたため、サラは悪魔憑きと呼ばれるようになった。そんなある日、街にトビアとアザリアと言う二人の若者が来ます。アザリアはトビアにサラと結婚しろというがトビアは自分は一人っ子だと言って断ります。しかし魚の内臓を香炉に入れておけば大丈夫だといい、トビアもイヤイヤながら了解します。サラの部屋で香炉を焚いたところ、アスモデウスは部屋から逃げ出しました、そのあとをアザリアが追いかけます。アザリアの姿は天使ラファエルに変わり、アスモデウスを捕らえてエジプトのどこかに幽閉したらしい。ちなみにアスモデウスはサラには手を出さなかった。
Wikipedia より抜粋
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text (copyleft Wikipedia ( 2005年6月11日 (土) 21:09  時点))
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