堕とされし天使 > 魔王アモン

魔王アモン

■七つの大罪「強欲」

ソロモン王72柱の魔神の一人。40個軍団を率いる序列7番の大いなる侯爵。マモン、マンモン、アマイモンとも呼ばれる。「枝葉末節、悪意、利己」を司る。また、七つの大罪の一つ「強欲」も司る。
口からは炎を吐き「炎の侯爵」の異名をとる。
72柱の中で最も強靭で、また謎多き存在。アモンは「隠されたる者、不可解なる者、計り知れぬ者」の意味をもつという。

  過去と未来を知り、サタンと契約を交わしたものにその知識を与える。不和を招いたり、失われた友人との仲を和解することができ、恋愛を成就する力ももっている。 嘴に犬の牙の生えた烏の頭もしくは梟の頭、または蛇の尾をもっている狼頭の男としてあらわれるが、望む姿に自由に変身することもできる。

  アモンは、当時地方で信仰されていた神々を吸収し、その存在は強大化していった。 最初にエジプトの海の神「アマン」と同化、創造神としての地位を確立、その後豊穣神ミンと同化しアモン・ミンとなる。 最後にエジプトの最高神ラーと融合し、「アモン・ラー」となった。 これは、当時の権力者が、勢力争いで併合した領地の民を、違和感なく迎え入れるために、宗教をも融合させていった結果であろう。
  エジプト第18王朝のアメンヘテプ4世が従来の他の神々への信仰を禁じ、アモンは72柱の一人として数えられるようになった。

Graphics (C) MONO MANIAC
Graphics (C) マレブランケさん 
(募集終了)画像クリックで作者ページへ


メールでお願いしてお借りしました
Graphics (Copyright (C) MONO MANIAC 作者:マレブランケさん ありがとうございます。)
Copyright (C) 2005- BUSIN研究所 Nekobunsin . 参考文献