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魔王ベレス

■気位が高く、気難しい魔王

 ソロモン王72柱の魔神の一人。序列13番の85個軍団を率いる大いなる恐怖の王。ベレト、ビレス、ビュレトとも呼ばれる。「闘争・競争・大胆・猛進」を司る。 「狂乱王」の異名をもつ。堕天する前は座天使、もしくは能天使であり、再び天使へ返り咲くことを夢見ている。

 召喚すると猫達が演奏するオーケストラのファンファーレに包まれ、冠を戴き、”はしばみ”の棒をもち、青ざめた馬にまたがった男の姿で現れる。ベレスはこの世に召喚されることを極端に嫌い、召喚時いつも激怒し、口から炎を吐いている。あるいは召喚者が勇敢であるかどうかを試すため、激怒を装っているのだともいわれる。
 ベレスを召喚する時は必ず魔方陣に入り、左手の中指に銀の指輪をはめなければならない。また、礼節をもって接しなければならない。
そうしないと、炎で焼き尽くされるという。
 あらゆる男女の中を取り持つことができ、命令が完遂するまで魔界には戻らない。   旧約聖書のノアの息子は、洪水の後に、彼の助けで数学の書を完成させたとされている。

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