ソロモン王７２柱の魔神の一人。３０個軍団を率いる序列１４番の大いなる侯爵。レライ、レライヤ、レライエ、レラジエとも呼ばれる。
「闘争と勝利・愛・快楽」を司り、「射手の侯爵」の異名をもつ。
レラージュはゲーティア文献以外には登場しない謎が多い悪魔であり、バルバトスの姿の一つであるともいわれている。

　召喚されると緑色の服を着て弓を持ち、狩人の姿をした勇ましく美しい男の姿で現れる。
戦争、競技、論争などあらゆる戦いを呼び起こす力をもつ。あらゆる軍略、競技に精通し、望めばその知識を授かる。
レラージュは弓の達人で、その矢に射抜かれた傷は壊疽傷となり、治りにくいという。また、その気になれば敵の傷を完全に直らなくすることも可能である。

　 レラージュは敵の弱点を一瞬にして見抜き、そこを徹底的に攻撃する。そのため、戦闘の際には心強い味方となるという。